たから農園さんの畑がある場所はどんなところですか？

畑がある宇城市豊野町は、きれいな水が豊富な中山間地。土は重めで、しっかりした根物が取れます。

農家さんになるきっかけは？

熊本に移住する前から、援農を通じ農業が好きだったこと。
東日本大震災の際の福島第一原発の事故で生活を見直したこと。

不使用栽培にしたのは何故ですか？

生き物の活動を阻害する物質を、農業にも生活にもなるべく使わない方が良いと思うから。

不使用栽培で苦労しているところ、工夫していることがあれば教えてください。

土が健康で豊かであれば、虫害や病気が減り収量も安定するので、有機物と菌や微生物が多様で豊富な土になるように努力しています。

お野菜を食べる方にお伝えしたいことはありますか？

野菜やお米などの農産物も、農家も、食べる人も　皆　生き物なので、季節や環境、天候などにより変化することを忘れず、お互いやさしくできればいいと思います。

野菜は、品種によって味や特徴が違うので、見かけた時「これは何という品種かな？」と見てみると食べるのが楽しくなりますよ！

スーパーでは、大根といえば青首大根、人参は人参と時々品種の違うものがあったりしますが、季節を問わず、同じものが並んでいて、いつでも買って食べることができます。

たから農園のお野菜は、⚪︎⚪︎大根、⚪︎⚪︎人参というように固有の品種の名前が付いていることが多いのです。昔は、各地でその地域に根ざした伝統野菜があって、同じ野菜でも形は色はさまざまだったのですね。
伝統野菜の写真にイキイキとした生命力を感じます。

このページの写真は、たから農園の高田さんが撮影したものです。
素晴らしい写真。

＜有機生活ネット　伊藤＞