自然が奏でる楽しい農園
熊本市北区植木町
Profile
自然が奏でる楽しい農園の大杉さんの畑は熊本市北区植木町にあります。 就農して7年目(2022年)。 木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」をTVで見てから化学物質過敏症の方にも食べてもらえる野菜、果物を作りたいを思って就農したそう。
「過敏症の人も食べられるなら普通の人にもからだにいいはずだ」と自然が奏でる楽しい農園の大杉さん。
無農薬で作れば売れると思ったけど、1年目は悲惨だった。そこから個人で買ってくださるところが出てきて…現在は有機生活と個人のお客様に直接販売している。
自宅から10分ほどで人参畑に到着。2反ほどの人参畑。人参の出荷は11月から。寒さが厳しくなる1月から春が一番美味しいとのこと。
大杉さんは、いつも葉付きで人参を納品してくださいます。収穫後、時間が経てば、すぐに色が変わり元気がなくなる人参の葉。新鮮でなければ出せない。それに、畑の人参の葉は、古いものは色も変わっているので、1本1本、キレイな葉だけを残していくのは大変な作業のはず。
でも、「葉に一番栄養があるから食べてほしい」とキレイな葉をつけて納品してくださっている。
自然奏でる楽しい農園では、人参、きゅうり、ほうれん草、大根、玉ねぎ、にんにくなどの野菜の他にスイカ、メロン、プラム、ぶどうなども栽培。
すべて農薬不使用。有機肥料を使っての栽培。
「農薬は体に蓄積され、免疫力を落としてしまう。その時期に採れる旬のお野菜を食べること。
堆肥は自家製。圃場とは別の場所に堆肥所を持ち工夫をしながら自家製堆肥を作っている。
無農薬栽培では、防虫対策や草刈りが欠かせない。防虫対策では主にネットを利用して、草は早め早めに刈るようにしている。」
春から夏、秋までの間、とにかく草との戦い。除草剤を使わないということは、とにかく草を刈るしかないのです。
大杉さん自慢の作物は「人参」。
「夏の人参は糖度が10度を超える。ぜひ生で食べて味を感じてほしい。」
オススメのレシピは、「人参の葉の天ぷら」とのこと。
人参の葉が付いていたらぜひお試しを!
すぐ使わない時は、葉を袋に入れて冷凍。凍ると手でパラパラにほぐせるので、パセリの代わりに使えます。
一気に刻んで、空炒りしてふりかけも美味しいです。
農作業しながら、畑から見える鞍岳などの山々の景色が好きという大杉さん。穏やかな優しいお人柄が野菜にも表れていて、どれもエグミなどがなくて美味しいです!