熊本ハーブ園レモングラス
熊本県宇土市網津町
Profile
20年数年前からハーブ栽培・加工を趣味としていた太田さん。定年退職を機にハーブを栽培することになって10年。熊本県の有明海と緑川河口に近い宇土市の干拓地でハーブを作っています。周りは水田がおおく、キジやカモなどの野鳥が沢山訪れるのどかな場所です。
「ハーブを栽培するうえで苦労するのは、害虫、病気、雑草です。特に害虫と病気は植物の栄養過剰や弱くなると発生します。このため、肥料は有機肥料のみとし、収穫時期には切れてしまうほど少なくします。そうするとアブラムシなどの植物の樹液を吸う害虫はいなくなります。」長年の栽培の中で、植物と害虫の生態を研究し工夫している熊本ハーブ園レモングラスの太田さん。
熊本の特に春から秋までの雑草の勢いはすごい。除草剤を使わず、雑草を刈るのは重労働で、夏場は1週間もすると元通りになる雑草の勢いです。病気も虫も農薬を使えば簡単だけど、除草剤も農薬も使用せずにハーブを栽培しています。
無農薬にこだわっている理由は?
「健康に悪影響があるかもしれないものを使用した食物は自分で食べたくないし、他の人に勧めることはできません。自信をもってお勧めできるものを作るために農薬や化学肥料は一切使用していません」
ハーブティーは、収穫した葉や実を乾燥させて、そのまま使います。お湯を注ぎ成分を抽出して飲むのですから、農薬を使っていれば農薬を口にすることになりかねません。
ハーブの充実した部分のみを使用し、収穫後直ちに洗浄・選別し、低温で乾燥するなど各段階でこだわり品質の向上に努めているという熊本ハーブ園レモングラスのハーブティー。
ティーバッグの中のハーブを見ると、とても丁寧に製造していることがわかります。
熊本ハーブ園レモングラスのハーブティーを飲んでくださるお客様に伝えたいことは?
「ハーブティーはホットのほかにアイスでも美味しくいただけます。
また、それぞれのハーブは人間への作用が異なるので、いろんな場面を想定しブレンドしました。皆さんに合ったブレンドハーブティーを見つけ安心してお召し上がりください。」